
3日目は平日だったので初日、2日目に比べるとファンの数は少なめだったけど、レースの方は序盤から迫力ある攻防を見ることができた。準決3番も激しい攻防が展開された。残念だったのは準決で落車、失格が発生したこと。山形(10R)、室井(11R)、そしてよもや太田までもが最終レースで失格を喫してしまった。序盤のこのコーナーで触れたように33バンクはやっぱり落車が多発する。
郡司、松本、山口ら主力級はしっかりしのいで決勝に進出しているが、清水、桑原の地元コンビも気合十分の走りでコマを進めた。決勝は意外や郡司が単騎。目標不在となった清水が自分で動いて活路を開くことになった。太田、町田、取鳥が脱落しただけに清水にとっては試金石となる一番だ。
波乱含みの一戦だが、私は佐々木豪―オグ(小倉)が付く、松本を中心視する。清水にも桑原―原井がマークするが、ラインの厚みは四国勢が一枚上。先の寛仁親王牌(弥彦)決勝で犬伏に乗った石原が獲り、2着に入った松本も次回の競輪祭次第ではGP初出場が可能。ここを獲って弾みをつけたいところだろう。自分のタイミングで仕掛ける松本を佐々木豪がしっかり追走。❾❼と内枠に構える郡司、清水との❾=❶、❾=❷も欲しい。混戦になると山口に出番が到来する。(本紙評論家・吉岡稔真)


